ツバメ

スズメ目ツバメ科

大きさ:L 17cm  雌雄同色(オスの方が尾が長い) 
 
背は光沢のある藍黒色で、喉と額が赤い。腹は白く、胸に黒い横帯がある。
尾は長く切れ込みの深い二股形で、この尾の形をツバメにちなんで燕尾形といいます。
夏鳥として種子島以北に広く渡来し、南西諸島では主に旅鳥です。
本州中部以南では少数が越冬します。
人家や店舗などの建造物に営巣し、
泥と枯草に唾液を混ぜて椀形の巣を作ります。


電線でツバメが鳴いていました。
暫くするとオスが飛んで来て、餌を与える仕草をしました。
求愛行動を見るのは初めてで、興奮しました。

ツバメ
2020年4月  川越

ツバメ
2020年4月  川越

ツバメ
2020年4月  川越

ツバメ
2020年4月  川越

ツバメ
2020年4月  川越

5羽の幼鳥はいつもは巣の中に隠れていますが、
親が来ると身を乗り出して餌をねだっています。


2019年6月21日  練馬区

ツバメ
2019年6月21日  練馬区


少し大きくなりました。
親はせっせと給餌しています。


2019年6月25日  練馬区


2019年6月25日  練馬区

また一週間経ちました。
一羽が巣からはみ出しそうで、羽ばたきの練習を始めました。

ツバメ
2019年7月1日  練馬区

ツバメ
2019年7月1日  練馬区

昼頃には2羽が巣立っていました。
近くの屋根の上で親からの給餌を待っています。
暫くすると5羽全てが巣立ちしました。

ツバメ
2019年7月2日  練馬区

ツバメ
2019年7月2日  練馬区

暖かい東南アジアで越冬したツバメは、
春になると数千kmの旅をして日本にやってきます。
夏の終わりにはヨシ原などに集団ねぐらを作るようになり、
3〜8月にかけて子育てをします。
オスとメスは共同で巣作りにはげみ、そしてメスは卵を産んで温めます。
1シーズンに2〜3回繁殖します。
そして秋には、親鳥もその年に生まれた若鳥も、
越冬のために東南アジアへ渡っていきます。
日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、
ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などです。
電線に30羽程のツバメがいました。
南に渡って行く途中でしょう。
一瞬リュウキュウツバメかと思いましたが、違っていました。

ツバメ
2016年11月  石垣島

ツバメ ツバメ
2016年11月  石垣島

ツバメ
2016年11月  石垣島

 

 





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