テングチョウ
タテハチョウ科
大きさ: (前翅長)19〜29mm 時 期: 3〜6月、9〜11月
分 布: 本州・四国・九州・沖縄
森林、林縁、農地、公園、河川で見られ、
平地から山地の広葉樹林に生息します。
北海道では現在全く見られませんが、その他では、
樹林がある程度残る環境に、普通に見られます。
てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウです。
羽根の表面にはオレンジ色の紋があり、
鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)という部分。
幼虫の食草はエノキなどです。
暖かくなり始めるとテングチョウが見られます。
今年もやっと観察出来ました。
2023年4月 嵐山町
2023年4月 嵐山町
2023年4月 嵐山町
暖かくなり、テングチョウが飛翔し始めました。
直ぐに翅を広げ地面に降り、吸水している様に見えます。
2020年3月 群馬県
2021年3月 群馬県
アセビの花で吸蜜していました。
早春の越冬成虫のようです。
初夏には1回目の羽化で大発生する事もあります。
盛夏は休眠します。
テングチョウの仲間は古い種類のチョウで、世界で10種類しか発見されていないそうです。
2020年4月 嵐山町
2020年4月 嵐山町
2020年4月 嵐山町
2020年4月 嵐山町
セイタカアワダチソウで吸蜜していました。
花に止まっているのは初めてみました。
2019年10月 橋本
2019年10月 橋本
レンジャクを撮りに行った帰りに出会いました。
少し暖かくなり、今年始めて出会った蝶です。
テングチョウは成虫で越冬するそうで、
このチョウも越冬後のようです・・・・?
暖かい日にはよく翅を広げて日向ぼっこをします。
今回も翅を広げ日向ぼっこをしていましたが、後は閉じてしまいました。
2018年3月 秋ヶ瀬
2018年3月 秋ヶ瀬
地元の公園にもいますが、なかなか
シャッターチャンスがありませんでした。
石垣島では久し振りの晴天で給水に訪れたり、
翅を広げたりと盛んに飛び回って、忙しそうでした。
2016年2月 石垣島
2016年2月 石垣島
2016年2月 石垣島