コツバメ
シジミチョウ科
大きさ: (前翅長)11-16mm 時 期: 3-4月
分 布: 北海道・本州・四国・九州
小さな茶色いシジミチョウ。胴体は毛深い。
雑木林の周辺に生息し、敏速に飛ぶ。小さいうえに、
翅の茶色が、落葉や樹木にまぎれるので、見失いやすい。
長く飛び続けることはなく、すぐに草の葉や地面にとまります。
春の陽を十分に受けるために、太陽に向けて体を倒していることが多いようです。
幼虫は、ツツジ類などの花やつぼみを食べます。
主に丘陵地〜山地の落葉広葉樹の低木林に生息します。
渓流沿いや樹林の林縁、林内の日だまりなど
明るい場所で見られます。
この季節になると可愛らしいコツバメが見られます。
表翅の青色を撮りたいと頑張りましたが、
上手く撮れませんでした。
2023年4月 蝶の里
2023年4月 蝶の里
アセビの傍のレンギョウに突然止まってくれました。
可愛らしい姿でしたが、
残念ながら飛翔の場面は撮れませんでした。
2022年3月 嵐山町
2022年3月 嵐山町
2022年3月 嵐山町
素早く飛翔するのでなかなか撮らせてくれません。
やっと小石に止まってくれた所を撮影出来ました。
飛び立つと表の青色部が広く、雌雄の区別は難しいのですが、
雌のようです。
2021年4月 北杜市
2021年4月 北杜市
食草はアセビ。ただし草ではなく、つぼみを食べます。
年一化で早春のみ出現し、蛹で越冬します。
2020年4月 埼玉県
2020年4月 埼玉県
小型の早春に年一回だけ成虫が出現するスプリング(春のはかない命)蝶です。
表は黒色で、基半部は明るい青色をしています。
裏は濃茶褐色で、外中央には不規則な細い白線が走り、
亜外縁に灰色鱗が散らばります。
裏の特異な斑紋により、他種との識別は容易です。
今回見たのは雄で飛翔しているときの表翅は青色で綺麗でした。
2016年4月 北杜市
2016年4月 北杜市