イワカワシジミ
シジミチョウ科
食草:クチナシ
生息環境:森林・林縁・人家
平地から低山地の樹林
小型。オスの表は黒褐色で、基半部に強い紫青色の光沢があります。
メスは暗褐色で、後翅の外縁付近に帯状の白斑列があります。
裏はオス・メス共に草緑色で細く不規則な白斑列が並び、
メスではさらに表の白斑列と同じ位置に大きな白斑が並びます。
南西諸島に生息していますが、北限が屋久島に更新されています。
環境省指定の希少種です。
前回はなかなか見られなかったイワカワシジミですが、
今回は簡単に見つけられました。
どこからか飛翔して来て、目の前で長い間止まってくれました。
綺麗な草緑色が印象的でした。
( 2016年6月 石垣島 )
( 2016年6月 石垣島 )
バンナ公園のクチナシの木を探して歩きました。
クチナシの実に卵を産むので、穴が開いた実を見つけるのがポイントです。
葉上では直ぐに翅を閉じてしまうので、開いた表翅はなかな撮れません。
緑色に輝くシジミチョウは初めて見ました。
夕方に活発に飛翔するようです。
( 2015年7月 石垣島 )
( 2015年7月 石垣島 )
( 2015年7月 石垣島 )