リュウキュウムラサキ

タテハチョウ科

林縁、草原、農地、公園、人家の傍に生息しています。
やや明るい様々な環境で見られます。
中型で、♂の表は黒褐色、前後翅の中央に光沢のある
青紫色で縁取られた1つの白斑があります。
裏は濃褐色で中央に白帯があります。
南西諸島南部では土着しています。


ここでは亜熱帯の気候で、南方系の蝶がたくさんいました。
現地ではなかなか見づらいリュウキュウムラサキも 
ひらひらと飛翔していました。

リュウキュウムラサキ♂
2020年8月  足立区

リュウキュウムラサキ♂
2020年8月  足立区

リュウキュウムラサキ♀
2020年8月  足立区

後翅の中央部分が四角い形で切りとられていました。
詳しい人によるとこれは鳥に食べられた後のようですとの事。
大陸型、台湾型、フィリピン型、パラオ型がありますが、
この蝶はフィリピン型の様です。

リュウキュウムラサキ(フィリピン型)♀
2019年10月  石垣島

リュウキュウムラサキ(フィリピン型)♀
2019年10月  石垣島

リュウキュウムラサキ(フィリピン型)♀
2019年10月  石垣島

翅の紫色が綺麗ですが、やっとこの一頭だけが
翅を開いてくれ、直ぐに飛び去ってしまいました。
♀は見つかりませんでした。

リュウキュウムラサキ♂
2014年12月  石垣島

 





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