ウラナミシジミ

シジミチョウ科

夏から秋まで、本州から沖縄の耕作地や河川敷などで見られます。
翅を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために
命名されたシジミチョウの一種です。
翅の裏側は白と褐色のさざ波模様があり、
後翅隅に2つの黒斑と橙色の部分が見られます。
表側は青紫色ですが、♀では周りの黒縁取りが大きくなります。
食草を求めて北へ北へと移動する習性を持っています。


ムラサキツメクサにウラナミシジミが吸蜜にやって来ました。
今回は綺麗に翅を広げてくれて、
2個の黒点がはっきりと見えます。


2023年11月  岡谷市


2023年11月  岡谷市

コマツナギの花で吸蜜に夢中でした。
ここでは残念ながら翅を開いてくれず、しばらくして
飛び去ってしまいました。


2023年9月  上田市


2023年9月  上田市

やっと曇り空から青空になり、ウラナミシジミも飛翔し始め、
初めて表の翅の全姿を見る事ができました。
綺麗な青色に見えました。

ウラナミシジミ
2022年10月  石神井公園

ウラナミシジミ
2022年10月  石神井公園

暖かい日でした。
ひらひらと飛翔しているウラナミシジミがいました。
綺麗な淡紫色で外縁だけが細く暗色ですので、
雄のようです。

ウラナミシジミ
2020年10月  石神井公園

ウラナミシジミ
2020年10月  石神井公園

ニラ花で吸蜜していましたが、突然にアリが
近寄って来てビックリしたようです。
まだ暑い日中の出来事でした。

ウラナミシジミ
2019年9月   石神井公園

ウラナミシジミ
2019年9月  石神井公園

今回はペアーになりそうな番が4〜5頭飛翔していました。
明るい草地でゆったりと初めて翅を
広げてくれるのを観察出来ました。
前半の2頭が表が淡紫色で雄で、
後半の2頭が黒点列がはっきり目立つので雌だと思われます。

ウラナミシジミ♂
2018年10月  石神井公園

ウラナミシジミ♂
2018年10月  石神井公園

ウラナミシジミ♀
2018年10月  石神井公園

ウラナミシジミ♀
2018年10月  石神井公園

10月になると近所の公園でウラナミシジミを
見かけるようになりました。
暖かい昼頃になると活発に飛翔しています。
やっと少し翅を広げてくれましたが、全開は無理のようです。

ウラナミシジミ
2015年10月  石神井公園

ウラナミシジミ
2015年10月  石神井公園

平地〜丘陵地のマメ科植物の生える農地などに生息します。
日中、草地上を活発に飛翔し、時折マメ科植物などの
各種の花を訪れます。
今日は真夏のように暑く、道路にまいた水を盛んに吸水していました。
次回は翅を広げている表も撮りたいものです。

ウラナミシジミ
2014年10月  埼玉県

ウラナミシジミ
2014年10月  埼玉県

ウラナミシジミ
2014年10月  埼玉県

 





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