クロテンシロチョウ
シロチョウ科
大きさ:L17〜20mm
国内では、沖縄本島以南の島々に生息します。
モンシロチョウによく似ていますが,
クロテンシロチョウの方が一回り小さく
、翅が丸みを帯びているのが特徴です。
日中、低所をかなりゆっくりと飛翔し、よく葉上などに静止します。
翅形は丸く、表は白色で、前翅の中央部に大きな円形の黒斑が目立ちます。
裏の前翅は前縁に沿って緑褐色鱗が強く散らばっています。
後翅には波状の緑褐色斑が全体に広がり、平行に走る2本の
暗色の筋雲状斑が中央を横切ります。
これより他のシロチョウとの識別が容易です。
久し振りに出会いました。
白い、小さい蝶でフワフワと飛翔していました。
モンシロチョウより小さく、可愛い蝶です。
2020年8月 足立区
2020年8月 足立区
2020年8月 足立区
現在、沖縄県石垣島・与那国島に 分布しています。
西表島でも採れたことがあります。
1年中、成虫が見られますが、なかなか翅を広げてくれません。
2016年2月 石垣島
名前の由来の前翅の黒斑がセンダングサに
吸蜜に訪れた時にやっと撮れました。
翅を開いて止まりませんが、丸くてかわいい蝶です。
2014年12月 石垣島
2014年12月 石垣島
今回はセンダングサに止まって吸蜜してくれましたが、
なかなか翅を広げてくれません。
後で聞くと翅を広げて止まることはないそうです。
かつては国内には生息していませんでしたが、
1988年以降に与那国島で定着し、その後は
八重山の各地でも発生しているようです。
2013年12月 石垣島