ヒメアカタテハ

タテハチョウ科

日本全土に広く分布し、各地に見られる普通種で、
草原・農地・公園・河川などの明るい草地に生息します。
素早く飛び、色々な花で吸蜜し、秋になるにつれて個体数が増加し、
移動性が高く寒冷地にも進出します。


タンポポが一面に咲き誇っていました。
やっと春になって、飛翔していたヒメアカタテハを見つけました。

ヒメアカタテハ
2021年3月  嵐山

ヒメアカタテハ
2021年3月  嵐山

梅雨の間の一時の晴れ間で盛んに吸蜜していました。
この時期に見かけるのは初めてです。

ヒメアカタテハ
2020年7月  憩いの公園

ヒメアカタテハ
2020年7月  憩いの公園

アカタテハによく似ていますが、後翅の表側は褐色ではなく橙色で、
飛んでいる個体を見ても、アカタテハが黒褐色が強いのに対し、
ヒメアカタテハは橙色が強い。
花にしか訪れないそうで、ここでは百日草で吸蜜していました。

ヒメアカタテハ
2019年9月  石神井公園

ヒメアカタテハ
2019年9月  石神井公園

3月下旬に近所の公園で見かけました。
関東では殆どの成虫は真冬には居なくなります。
幼虫で越冬し、春先に羽化したのでしょうか?
それともヒメアカタテハは南方地方から飛翔してくる
移動性のある蝶との事なのでここまで飛んで来たのでしょうか?
こんな早い時期から見られるのは珍しいことです。

ヒメアカタテハ
2019年3月  練馬区

11月になっても暖かい日中にまだ見られました。
秋になると見られ、ホットします。

ヒメアカタテハ
2017年11月  秋ヶ瀬

セイタカアワダチソウにヒメアカタテハが撮れました。
珍しく青空バックで、気温も上がり、
吸蜜に夢中のようでした。

ヒメアカタテハ
2016年10月  秋ヶ瀬

ヒメアカタテハ ヒメアカタテハ
2016年10月  秋ヶ瀬

公園の日差しの良い菊の花畑で飛翔していました。
秋になると良く見かける様になります。

ヒメアカタテハ
2014年10月  埼玉県

ヒメアカタテハ
2014年10月  埼玉県

河川敷で盛んに飛び回っていました。
この時期になると見かけるチョウです。
後翅の赤色部が全体に広がって斑紋があるのがヒメアカタテハで、
後翅の斑紋がなく前翅の黒い部分の面積が多いのがアカタテハだそうです。
地面に下りて吸水をしていました。

ヒメアカタテハ
2012年10月  埼玉県

ヒメアカタテハ
2013年10月  埼玉県

 





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