キタテハ
タテハチョウ科
大きさ:22〜34mm 時期:3〜11月
分布:北海道・本州・四国・九州
名前のとおり翅の表が黄色のタテハチョウです。
初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と
秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)があります。
荒地、河原など開けた場所で見られます。
池の傍で吸蜜していました。
ここでは例年になく、暖かくここでは数種類のチョウが飛翔していました。
2023年10月 軽井沢
2023年10月 軽井沢
アセビに突然止まって吸蜜を始めました。
翅の傷んだ個体もいましたが、この蝶は綺麗でした。
2022年3月 埼玉県
表の後翅中央部の黒斑上に青色の小斑点があり、
前翅の中室基部に黒点があるのでキタテハだと分かります。
ヨツバヒヨドリで吸蜜していました。
2021年9月 長野県
2021年9月 長野県
フジバカマの咲く花壇で飛翔していました。
他にも色々なタテハチョウがいました。
2021年9月 軽井沢
2021年9月 軽井沢
すっかり柿の実も無くなっていましたが、
残り少ない実にキタテハが訪れていました。
甘い柿の汁も好物のようです。
2020年10月 石神井公園
軽井沢の公園で出会いました。
暑い日差しの中でも吸蜜に夢中でした。
2020年8月 軽井沢
2020年8月 軽井沢
晴れた日にタンポポで吸蜜していました。
この個体も少し傷んでいるようです。
2019年4月 埼玉県
キタテハは1年を通して見られますが、その理由が成虫越冬であることです。
初春の3月頃になって暖かい日が増えると、
キタテハは他のチョウたちよりも一足早く活動し始めます。
秋に生まれたキタテハは厳しい冬を生き延びた物だけが
春に飛翔することが出来ます。
越冬したチョウは、冷たい冬の雨や風を耐え凌いで、
多くのチョウのその「はね」は、ボロボロになっています。
今回は交尾もどきの様子を見せてくれくれました。
翅は擦り切れていて、動きも少なく心配しましたが、
しばらくして元気に飛び去ってしまいました。
2019年3月 秋ヶ瀬
2019年3月 秋ヶ瀬
堤の斜面に咲いているセイタカアワダチソウの周りを
飛翔、そして吸蜜していました。
やっと晴天になり、気温も上がり出して、チョウ達も
喜んでいるようでした。
2016年10月 秋ヶ瀬
2016年10月 秋ヶ瀬
2016年10月 秋ヶ瀬
河原を散策しているとセイタカアワダチソウにチョウが飛んで来ました。
定番のツマグロヒョウモンではなくキタテハでした。
初撮りです。秋型のようで地がオレンジでした。
2012年10月 秋ヶ瀬
2012年10月 秋ヶ瀬