ジャコウアゲハ
アゲハチョウ科
大きさ: (前翅長)42〜60mm 時 期: 4〜10月
分 布: 本州・四国・九州・沖縄
オスは黒色、メスは黄灰色のアゲハチョウ。
広い地域に分布しますが、見られる場所は、幼虫の食草である
ウマノスズクサのはえている草原やその周辺に限定されます。
身体の横に赤と黒の模様があるのが特徴です。
幼虫には麝香の匂いがするためにこの名が付いています。
食草のウマノスズクサの葉を食べていました。
ここのエリアではジャコウアゲハが産卵しているのを
見かけたことがありましたが、
幼虫、蛹を観察するのは初めてです。
観察会の人達に教えて頂き、ラッキーでした。
2023年6月 石神井公園
2023年6月 石神井公園
2023年6月 石神井公園
2023年6月 石神井公園
白いウツギの花に吸蜜に訪れていました。
ゆったりとふわふわと蜜を求めて飛んでいました。
2020年5月 嵐山町
2020年5月 嵐山町
2020年5月 嵐山町
2月初めでも石垣島は寒く、バンナ公園ではジャコウアゲハしか
見られませんでした。
ミカドアゲハが間もなく姿を見せるとの事で、
期待をして待っていましたが、残念。
今年は異常なぐらい寒さが長引いているようです。
2016年2月 石垣島
2016年2月 石垣島
2016年2月 石垣島
他のアゲハチョウに比べると、後翅が斜め後方に細長く伸びています。
成虫は雌雄の判別が容易で、雄の翅色はビロードのような光沢の
ある黒色ですが、雌は明るい褐色です。
いつもの公園でアベリアの花の傍で見つけました。
尾状突起が長く、夏型の♂のようです。
2014年8月 石神井公園
2014年8月 石神井公園
幼虫の時に毒成分のあるウマノスズクサを食べて、
チョウになっても食べた毒を体内に持っていて、
鳥などに襲われるのを防いでいるそうです。
自分が毒チョウであることをひれかすようにゆったりと飛んでいました。
2012年4月 石垣島