アジアイトトンボ
イトトンボ科
全長: 24〜34mm 時期: 4月〜10月
分布: 全国
春一番に現れる非常に小さいイトトンボです。
平地〜山地の抽水植物の繁茂する池沼や湿地、
河川の淀みなどに生息します。
国外では中国・台湾・朝鮮半島など広くアジアに分布していることからこの名がつきました。
早いところでは3月中旬ころから出現し、10月ころまで見られます。
関東では、春に羽化して成虫になり、その子供たちがお盆明けに羽化し、また成虫になります。
今年も現れてくれました。
雌は橙色でまだ未熟のようです。
2021年4月 石神井公園
2021年4月 石神井公園
2021年4月 石神井公園
2021年4月 石神井公園
2021年4月 石神井公園
カキツバタの蕾もまだまだ膨らんでいません。
その葉にオス、メスが近くで止まってくれました。
小さいので目を凝らしてやっと見つけました。
メスは橙色でまだ緑色になっていないので未成熟の様です。
2020年4月 石神井公園
2020年4月 石神井公園
2020年4月 石神井公園
残念ながら今年は雄だけしか見られませんでした。
やっとカキツバタの蕾に止まってくれました。
2019年5月 石神井公園
5月になるとカキツバタが満開になりました。
ここに居たアジアイトトンボはどうしたかな?と探すと
元気に雌がいました。バックの紫色が綺麗です。
2017年5月 石神井公園
2017年5月 石神井公園
お昼前に通り掛かると「アジアイトトンボが連結しているよ」と
知り合いの方が教えてくれました。
こんなに「早い時期に」とビックリしていると
今度はもう一匹の雄がやって来て、邪魔をしようとアタックです。
もう戦いは始まっています。
( 2017年4月 石神井公園 )
( 2017年4月 石神井公園 )
2017年4月 石神井公園
今年の初見のイトトンボです。
雄は腹部第9節に青色斑があり、
雌は成熟過程で体色が赤から緑色へと
変化するのが特徴です。
小さくて分からず、教えて貰ってやっと撮影出来ました。
雌は口に何か虫を咥えているようです。
2017年4月 石神井公園
2017年4月 石神井公園
2017年4月 石神井公園