クロイトトンボ
イトトンボ科
体長:30〜33mm 時期:4〜10月
分布:北海道〜種子島
オスは成熟すると胸部に藤色の粉がふき、尾の先が水色になっているのが特徴です。
メスの腹部背面は黒色をしていて、緑色のものと青色の個体に分かれます。
オスは激しく縄張りを争い、羽化した個体は池の側の林や茂みに移動して
4月中旬から10月初旬までよく見られます。
アオモンイトトンボは尾先が水色ですが、1節だけです。
クロイトトンボは2節あります。
平地〜丘陵地の周囲に樹林がある池沼や穏やかな流れ、
浮揚植物や沈水植物の繁茂する環境を好みます。
池では粉をふいた雄が縄張りを張っていました。
すぐ傍では別の個体の交尾が見られ、
しばらく離れませんでした。
2022年6月 長野県
2022年6月 長野県
いつもの池で今年も元気にしていました。
アサザは満開でしたが、なかなか花には止まってくれません。
2021年8月 軽井沢
2021年8月 軽井沢
アサザの咲いた池で今年も繁殖していました。
すぐ近くを飛んでいたので、じっくり観察出来ました。
2020年6月 軽井沢
2020年6月 軽井沢
2020年6月 軽井沢
5月中旬にいつもの池に行くとクロイトトンボが
早くも結合していて、産卵もしていました。
2020年5月 石神井公園
2020年5月 石神井公園
6月中旬になってオオカナダモが咲き出しました。
この頃になるとクロイトトンボも多数現れます。
今年は多い様です。
2019年6月 石神井公園
2019年6月 石神井公園
2019年6月 石神井公園
いつもの公園の薄暗い池にいました。
沈水植物のオオカナダモに盛んに産卵していました。
5〜6ペアーはいたでしょうか?
この池で毎年産卵していますが、今年初めてハート型を見ました。
2018年6月 石神井公園
2018年6月 石神井公園
2018年6月 石神井公園
2018年6月 石神井公園
2018年6月 石神井公園
クロイトトンボの産卵シーンに出会いました。
やや小さめのイトトンボの仲間で、
水面ギリギリの所を飛んでいました。
3〜5組のカップルが連結して、忙しそうに
あちらこちらに卵を産み付けていました。
2015年7月 山梨
2015年7月 山梨
2015年7月 山梨
2015年7月 山梨
2015年7月 山梨
2015年7月 山梨
最も普通に見られるイトトンボ科の一種です。
この池ではペアーが連結して飛び周り、水面付近の
植物に産卵していました。
2014年7月 山梨
細く小さく、飛ぶのが速いがすぐに元の場所に
帰ってくれるので撮りやすかったです。
黒光りする腹部、小粒な眼後紋、粉をふいた様子を
次回はしっかりと撮りたいものです。
2012年6月 山梨