チシマウガラス

ペリカン目ウ科

大きさ:L76cm、W121cm
雌雄同色

留鳥として北海道に分布し、北海道東部の島で
数つがいが繁殖するようです。
ベーリング海、オホーツク海沿岸域に住み、島や海岸の断崖(だんがい)で営巣します。
繁殖期には頭部の裸出部が赤くなり、二つの冠羽が出ます。
成鳥夏羽は全身が黒色で、青紫色や緑色の光沢があり、
眼のまわりから嘴の基部の皮膚が
裸出しているのが特徴です。
繁殖期にはここが広く赤くなります。
カワウやウミウより首が細く、体は紫色光沢があります。


1羽だけで荒波の中の岩礁で頑張っていました。
この日は低気圧が通過していたので、
波が荒く、波しぶきが体に当たっていたにも拘わらず、
羽繕いをしてゆったりとしているように見えました。

チシマウガラス
2019年12月  道東

チシマウガラス チシマウガラス
2019年12月  道東

チシマウガラス
2019年12月  道東

納沙布岬の先の岩礁にいました。
今回は冬羽だったので全体的に地味で
羽も少し褐色がかって見えました。
ヒメウと一緒にいましたが、羽を広げて
嘴が白っぽいのがチシマウガラスです。
なかなか見られない鳥だそうですが、
ラッキーにも出会えました。
近年ではここでも繁殖をしたそうです。

チシマウガラス
2019年1月

チシマウガラス チシマウガラス
2019年1月

チシマウガラス
2019年1月

 

 





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