クロハラアジサシ

チドリ目カモメ科

大きさ:L26cm 雌雄同色
北方で繁殖した個体は、冬季アフリカ、インド、オーストラリアに南下し越冬します。
日本では旅鳥として5月から10月にかけて各地で観察されますが、数は少ない。

内湾、河口、干潟、河川、湖沼、池、湿地などに渡来しますが、
少数は局地的に越冬し、南西諸島に多いそうです。


冬羽では頭から腹は白く、後頭部と目の後方に黒斑があり、
嘴と足は黒くなります。
食性は動物食で、小魚や 昆虫類を捕食します。
水中の餌を捕食する時は、水面を嘴ですくうようにして食べることが多い。
小魚を捕食する時には、水面に浅くダイビングすることもあります。
近くの水田で休憩していました。

クロハラアジサシ
2019年10月  石垣島

クロハラアジサシ
2019年10月  石垣島

クロハラアジサシ
2019年10月  石垣島

幼鳥もいました。

クロハラアジサシ
2019年10月  石垣島

クロハラアジサシ
2019年10月  石垣島

クロハラアジサシ
2019年10月  石垣島

冬羽では頭から腹は白く、後頭部と目の後方に黒斑があります。
嘴と足は黒くなり、雌雄同色です。
6〜7羽の群れが沼で餌を捕った後、杭の上で一休みしていました。
1週間後に行くと1羽だけが残っていました。
他のクロハラアジサシは移動したようです。

クロハラアジサシ
2016年11月 

クロハラアジサシ
2016年11月 

クロハラアジサシ
2016年11月 

クロハラアジサシ
2016年11月 

クロハラアジサシ
2016年11月 

夏羽は頭上が黒く、頬は白い。胸、腹、背中は灰黒色、翼は灰色。
嘴は暗い赤色です。
水田でアジサシが飛翔してトンボを捕まえていました。
良く見ると昨年見たクロハラアジサシでした。
暫く夢中で飛んでいましたが、疲れたのか暫しの休憩です。
名前のとおり胸から腹が黒く、背からの上面と尾は灰色です。

クロハラアジサシ
2015年7月  石垣島

クロハラアジサシ
2015年7月  石垣島

海岸に近い牧場でホバリングをしながら餌を探していました。
名前の通り成鳥夏羽は額から後顎と胸から腹が黒いのが特徴です。
十数羽いましたが、車から外に出るとあっという間にいなくなりました。

クロハラアジサシ
2014年6月  石垣島

クロハラアジサシ
2014年6月  石垣島

クロハラアジサシ
2014年6月  石垣島

 





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