アリスイ

キツツキ目キツツキ科

大きさ:L18cm
開けた森林、林縁、草原、湿地などに生息します。
夏鳥として北海道と東北地方北部の一部に渡来し、
冬は本州中部以西の温暖な環境で越冬します。
アリの生活に合わせて移動するようで、アリが
越冬し始める頃に南下を始めるそうです。


なかなかお目にかかれず、やっと木の枝に
止まっている所に出くわしました。
こんなところにも居るんだと再認識しました。

アリスイ
2018年2月 

アリスイ
2018年2月 

樹上では木の枝に対して水平に止まります。
警戒のために頻繁に首をかしげるような行動を行い、
食性は動物食で、主にアリを食べ、和名の由来になっています。
地表や朽ち木に止まって舌を伸ばし、獲物を捕食します。
繁殖形態は卵生。樹洞や地面に空いた穴、キツツキの古巣に、
日本では6-7月に1回に6-10個の卵を産み、主にメスが抱卵するそうです。
野焼きの後に盛んに舌を伸ばして採食していました。
黒っぽい過眼線は背中側に伸び、V字に見えます。
後ろ姿がヘビに似ていますが、やっと近くで観察出来ました。

アリスイ
2017年2月 

アリスイ アリスイ
2017年2月 

アリスイ
2017年2月 

喉から胸にかけては黄褐色で、黒褐色の細かい横斑があります。
初めて見ましたが、意外と小さく可愛らしく感じました。
顔をくねらせて止まることが多いそうで、
英名(Eurasian Wryneck ) はこれに由来します。

アリスイ
2015年2月 

背中の黒線が特徴ですが、背景の藪の色に同化して見つけ難いです。

アリスイ
2015年2月 

アリスイ
2015年2月 





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